チカイエカの成虫(体長 約5~6mm)
1.チカイエカの特徴・生態・発生箇所
1-1.見た目の特徴・生態
チカイエカの成虫は約5~6mmで薄茶色をしています。アカイエカの亜種であり、見た目もアカイエカとよく似ています。
1-2.発生時期
チカイエカは都市部ほど多く発生する害虫で、主に地下の湧水槽で発生するため、活動状況は季節に左右されることはほとんどなく一年中発生します。
1-3.建物の地下の湧水槽で発生
発生箇所は建物の地下にある湧水槽が多く、地下街や地下鉄などでもよく見かけられます。
湧水槽にある通気口やマンホールの蓋のすき間などを通じて施設内に侵入します。
2.チカイエカの有害性と被害
人を吸血
建物の地下で発生する蚊は注意や対策が行き届きづらいこともあり、対策が遅れるうちに大量発生し、人を吸血します。
3.チカイエカの効果的な駆除方法と予防対策
湧水槽の中へ薬剤を施して駆除
チカイエカは発生箇所に薬剤を施すことで駆除することができます。例えば、湧水槽で発生している場合は、水中へ薬剤を流し、空間にも薬剤を噴霧することで駆除することができます。
ただし、専門性を要しますのでどうぞお気軽にご相談ください。
※湧水槽へ入ることは危険かつ専門性を要しますので、必ず専門サービスへ依頼してください(酸素欠乏症を発症し、場合により死亡する危険性があります)。
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