メイガの駆除方法と効果的な対策とは?

左:ノシメマダラメイガの成虫(体長 約12~16mm)

右:ノシメマダラメイガの成虫(体長 約10mm)

1.メイガの特徴・生態・発生原因は?

1-1. 見た目の特徴・生態

・ノシメマダラメイガ

  • ・成虫:成虫の羽を開いた時の大きさは12~16mm、前羽の根元部分は淡褐色、外側半分は赤褐色に黒い斑紋があります。
  • ・幼虫:白色で、成長すると約10mmまでになります。
  • ・幼虫が米や小麦粉などの穀物や乾燥した食品を食べます。

・スジマダラメイガ

  • ・成虫:成虫の羽を開いた時の大きさは16~20mm、前羽は灰色で羽の根元から3分の1の部分に濃灰色の横帯があります。
  • ・幼虫:乳白色で成長すると約12mmになります。
  • ・幼虫が米や小麦粉などの穀物や乾燥した食品を食べます。

・スジコナマダラメイガ

  • ・成虫:成虫の羽を開いた全長は15~24mm、前羽は灰色で羽の根元から3分の1の部分に黒いジグザグ上の帯模様があります。
  • ・幼虫:乳白色で成長すると約17mmになります。
  • ・幼虫が米や小麦粉などの穀物や乾燥した食品を食べます。

1-2.発生時期

  • ・年3~4回幼虫が発生します。
  • ・サナギになるまで幼虫で冬を越し、夏季には約1か月で卵から成虫になります
  • ・メイガの成虫は4月下旬から11月中旬まで、捕獲調査用トラップで多数捕獲されることがあります。

1-3.発生原因

以下は主なメイガの発生原因です。

  • 食品貯蔵庫、精米工場、製粉工場、乾燥食品工場、物流倉庫、物流センター、飼料工場などにおいて、卵や幼虫が原材料や納品物に付着して施設内に持ち込まれます。
  • ・施設の搬入口などが常時解放されている場合、外部から飛来して侵入します
  • ・侵入したメイガが施設内でさらに繁殖します。

2.メイガの有害性と被害は?

メイガの有害性や被害には主に次のようなことがあります。

・異物混入事故、SNS拡散による風評被害
小麦や米などメイガが好む食材、食品を扱っている工場や倉庫でメイガの駆除、予防対策を行っていない、もしくは行っていても十分な効果が出ていない場合は、メイガの異物混入事故が発生するリスクがあります。
また、異物混入事故はSNS等で拡散されやすく、過度な風評被害をも招く可能性があります。
・大量廃棄による経済的損失
メイガは食品に寄生するため、駆除のための薬剤処理ができません。発生した場合は、そのロットごと全廃棄する対処となり、結果として大きな経済的損失につながります。
・営業停止処分を招くリスク
メイガによる異物混入事故など大きな被害が起きた場合は、行政による営業停止処分を招く可能性もあります。

3.メイガの駆除方法と予防対策は?

メイガの駆除方法と予防対策は次のことを行いましょう。

・食材、食品に発生した場合は廃棄処分をする
メイガが発生した食材、食品は、廃棄処分をします。こうしたロスを出さないためにも、次の予防対策を行いましょう。
・納品元のメイガ対策状況(定期的な生息調査・モニタリングの結果)を確認する
メイガが付着した納品物を施設内に持ち込ませないために、納品元のメイガ対策状況を確認しましょう。定期的な生息調査とモニタリングの数値を得られると安心です。
・フェロモントラップを使用した定期的な生息調査・モニタリングを行う
フェロモントラップ(メイガの調査専用のトラップ)を用いて、定期的な生息調査・モニタリングを実施しましょう。モニタリングは、「侵入・発生の兆候をいち早く知ること」だけでなく、「発生していない状態であることを記録する」ことにも有効です。
・こまめに清掃する
食品工場や倉庫で米や小麦などの穀物や乾燥食品が散らかっていると、侵入したメイガがこれをエサにしてさらに繁殖するため、こまめに清掃しましょう。

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