目次
1.ツメダニの特徴・生態・発生箇所
1-1.見た目の特徴・生態
ツメダニは約0.3~1mmで、ヒョウダニ、コナダニといった他のダニをエサにして生息するダニです。
1-2.発生時期
春から秋にかけて活動し、特に6~9月は活発です。
1-3.カーペット、畳、布団などに発生
ツメダニはカーペットや畳、布団に発生するヒョウダニやコナダニを捕食するため、同様の場所に発生します。湿度の高い場所やほこりや塵が溜まっている部屋にあるカーペット、畳、布団などに発生しがちです。
2.ツメダニの有害性と被害
人を刺し、強い痒みを引き起こす
ツメダニは人を刺します。刺されると強い痒みが起こり、1週間ほど続くこともあります。
3.ツメダニの効果的な駆除方法と予防対策
3-1.アルコール系の薬剤による駆除が効果的
ツメダニの駆除はアルコール系の薬剤を発生している箇所全体(カーペットならカーペット全体)に散布することで殺虫することが効果的です。水分の残りやすい薬剤を使用すると、湿気により再発生する可能性があるためです。ただし、薬剤を使用しての駆除は専門性を要しますので、お困りの場合はどうぞお気軽にご相談ください。
3-2.換気と掃除を徹底する
ツメダニの発生を防ぐには、部屋に湿気をこもらせないようこまめに換気することが大切です。また、ほこりや塵はコナダニなどの発生源となり、それらがツメダニの発生源となります。部屋は掃除機でよく清掃し、ほこりや塵が溜まっている状態を作らないことが重要です。
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