物流倉庫、物流センターで発生するネズミや害虫(ゴキブリ・ハエ・コバエ・蚊など)の駆除・防除・対策のポイントと、防除業者の選び方や比較のポイントについてご紹介します。
目次
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ポイント1.ネズミ・害虫の発生原因と種類を特定する
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ポイント2.定期的に防除対策(駆除と予防)を実施する
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ポイント3.実際の作業は下請け業者に任せきりではないか?
1.物流倉庫のネズミ駆除・害虫駆除のポイント
物流倉庫、物流センターで発生するネズミ・害虫駆除のポイントは大きく次の2つです。
物流倉庫のネズミ駆除・害虫駆除の2つのポイントまとめ
- ポイント1.ネズミ・害虫の発生原因と種類を特定する
- ポイント2.定期的に防除対策(駆除と予防)を実施する
2つのポイントを具体的に解説します。
ポイント1.ネズミ・害虫の発生原因と種類を特定する
物流倉庫でネズミや害虫が発生する場合、物流倉庫特有の発生原因があります。
例えば、外から侵入する場合と内部に発生源がある場合ではそれぞれ次のようなケースがあります。
物流倉庫特有のネズミ・害虫の発生原因の例
- ■外から侵入する場合
- ・搬出入口など、外部と接している箇所からネズミ・害虫が侵入する。
- ・搬入物の段ボールにゴキブリやゴキブリの卵が付着して内部に持ち込まれる。
- ・輸入品に海外からの外来生物(ヒアリ、セアカゴケグモなど)が付着して内部に持ち込まれる。
- ■内部に発生源がある場合
- ・食料品をネズミや害虫が食べ、倉庫内に寄生して繁殖を繰り返す。
- ・倉庫内の段ボールの板紙の波形の隙間がゴキブリの巣となり、繁殖を繰り返す。
- ・屋根裏や人の往来が少ない場所にネズミが棲みつき、繁殖を繰り返して倉庫内全体で活動する。
これらの発生原因は一例ですが、ネズミ・害虫を防ぐには、まずは発生状況、倉庫の構造の特徴、商品・製品の種類などから発生原因を突き止めることが必要です。
そして、発生原因の特定と同時に、発生生物の同定(種類の特定)をします。ネズミ、ゴキブリ、ハエと一口にいっても、種類によって生態や効果的な駆除方法が大きく異なるためです。
ポイント2.定期的に防除対策(駆除と予防)を実施する
物流倉庫、物流センターの場合、ネズミ・害虫対策は、発生したらその時だけ駆除して終わりではなく、「普段から発生しないように、定期的な予防対策を継続していく」ことが重要です。なぜなら、ネズミや害虫は繁殖力が非常に高いため、一度発生すると瞬く間に倉庫中に繁殖して、“商品を食い荒らす”、“糞が商品に混入する”、“個体そのものが商品に混入する”など、被害が甚大になるリスクがあるためです。
定期的に生息調査を行い、少しでも痕跡が見つかった時点でいち早く駆除処置を行って、被害を未然に防ぎましょう。
2.駆除業者の選び方と比較のポイント
物流倉庫、物流センターでのネズミ・害虫駆除を業者に依頼する場合は、次の5つのポイントに注意して業者を選び、比較するとよいです。
良質な駆除業者を選定するための5つのポイントまとめ
- ポイント1.物流倉庫で発生するネズミ・害虫の同定・防除を専門としているか?
- ポイント2.結果の出る防除技術があるか?作業は高品質で丁寧か?
- ポイント3.実際の作業は下請け業者に任せきりではないか?
- ポイント4.顧客情報の漏洩防止対策を徹底している業者か
- ポイント5.万が一作業事故が起きた場合、損害を補償してもらえるか?
5つのポイントを具体的に解説していきます。
ポイント1.物流倉庫で発生するネズミ・害虫の同定・防除を専門としているか?
先に「1.物流倉庫のネズミ駆除・害虫駆除のポイント」で解説したように、物流倉庫でネズミや害虫が発生する場合、物流倉庫特有の発生原因があります。そのため、業者を選ぶ際は、物流倉庫でのネズミ・害虫防除に精通し、専門知識と経験を持ち、発生原因の特定や発生生物の同定(種類の特定)、防除ができる業者を選ぶことが重要です。
特に輸入品を取り扱う物流倉庫では、近年増加している特定外来生物(ヒアリ、セアカゴケグモなど)の同定、防除を専門としている業者を選ぶことが大切です。
ポイント2.結果の出る防除技術があるか?作業は高品質で丁寧か?
業者を選ぶときは、「本当に駆除できるのか?」が心配なところです。数ある業者の中には防除技術や専門知識、経験が乏しい、または、残念ながら作業自体がずさんな業者もあります。
ネズミ・害虫を確実に駆除できる防除技術を持ち、高品質で丁寧な作業をしてくれる業者を選ぶことが重要です。
業者の防除技術と作業品質を見極めるチェック項目を下にまとめました。現行業者で結果が出ずにお困りの方もぜひチェックしてみてください。
業者の防除技術と作業品質をチェック!
- ▼防除技術チェック
- ▢駆除効果が出ているか?
- ▢発生原因を正確に特定できているか?明確に説明してくれるか?
- ▢発生生物の同定(種類の特定)は正確か?(見当違いではないか?)
- ▢発生生物と発生状況に適した薬剤・資材で防除しているか?(的外れな方法ではないか?)
- ▢薬剤・資材の施工箇所は的確か?(的外れな箇所に施工していないか?)
- ▢特外来生物の同定・防除が可能か?(輸入品を取り扱う物流倉庫の場合)
- ▼作業品質チェック
- ▢施工レポートや説明は、作業内容が明瞭でわかりやすいか?
- ▢古い殺鼠剤や粘着シートなどが放置されたままになっていないか?
- ▢発生状況の調査や薬剤施工作業が手抜きに感じられないか?
- ▢清潔、衛生的な身だしなみで施設に出入りしているか?
ポイント3.実際の作業は下請け業者に任せきりではないか?
信頼して契約した業者でも、実際の作業は下請け業者に任せきりというケースがあります。下請け業者が担当する場合でも、技術や作業品質がしっかりと管理、保証されているのなら良いですが、もしも丸投げ状態で、駆除効果が出ず、作業もずさんということになれば大変困ります。
- ◎契約した業者の技術者が作業してくれるのか?
- ◎下請け業者が作業する場合なら、技術や作業品質をしっかりと管理、保証してくれるのか?
を確認しましょう。
ポイント4.顧客情報の漏洩防止対策を徹底している業者か?
倉庫でネズミや害虫が発生してしまった場合、風評被害や企業のイメージダウンを避けるためにも、情報漏洩の防止対策は必須です。
業者が情報漏洩防止対策を徹底しているかどうかは必ず確認しましょう。下のチェック項目を参考にしてみてください。
業者の情報漏洩防止対策はココをチェック!
- ▢顧客情報を取り扱うPCやスマートフォンなどの情報端末のセキュリティは万全か?
(例)ウイルス対策、データ遠隔消去システム - ▢顧客情報の記載された資料(図面など)の取り扱い方、保管方法、廃棄方法は安全か?
(例)鍵付きで保管、作業車内に放置しない、不要になったら返却または適切に廃棄 - ▢情報セキュリティに関する従業員教育は行き届いているか?
(例)社外での会話、SNSの使い方、情報端末や資料の紛失防止、情報セキュリティの重要性の理解
ポイント5.万が一作業事故が起きた場合、損害を補償してもらえるか?
物流倉庫、物流センターの場合、商品や製品を数多く保管するため、業者に損害補償の体制があるかどうかも確認したいところです。
通常あってはならないことですが、もし万が一、業者が作業中に物損事故などを起こしてしまい、これによって被害が生じた場合、業者がきちんと損害を補償してくれるのか、賠償責任への誠実な姿勢・体制・能力について確認しましょう。
3.日本防疫のネズミ・害虫防除の特長
日本防疫は上記でご紹介したチェックポイントをすべてクリアしており、自信をもって高品質なサービスをご提供しております。
日本防疫の特長
- ①物流倉庫・物流センターの実績多数
- 物流倉庫・物流センターでの防除の専門知識と経験が強みです。
- ②お客さま満足度97.4%
- 防除効果、サービス態度、報告内容、緊急時の対応力についてのアンケート調査結果です。
- ③駆除後の防除サービスの継続率95%以上
- 多数のお客様が駆除後も防除サービスを継続的にご依頼くださっています。
- ④全技術者が国家資格保持者
- 厚生労働省必置資格「防除作業監督者」「防除作業従事者」を全技術者が取得し、知識と技術を備えております。
- ⑤即日対応
- 緊急のご依頼時も即日対応でお待たせしません。
- ⑥安全な薬剤施工
- 薬剤は人体に影響のない安全なものを使用します。また、薬剤の正しい取り扱いを熟知した技術者が安全な施工を行います。
- ⑦顧客情報の安全管理
- 情報漏洩防止対策として、システムの整備と従業員教育を徹底しており、お客様の情報を安全に管理しています。
物流倉庫、物流センターのネズミ・害虫防除はお気軽にお問い合わせください