お客さまの被害状況・困っていたこと
薬剤散布に頼らない衛生管理を実施したい
こちらの介護施設は、従来より別の業者さんに害虫駆除を依頼されていましたが、害虫駆除の方法が薬剤散布を主軸にした方法であることついて保健所の方から改善するよう指導を受けたということで、改善策について弊社にご相談いただきました。
また、介護施設ではヒゼンダニ(※)が発生するリスクもあるため、ダニの調査についてもご用命をいただきました。
※ヒゼンダニ:
ダニの一種。皮膚に寄生して、丘疹(きゅうしん)やかゆみを伴う疾患をもたらします。寝具から感染することがあり、介護施設・病院・保育施設などで集団感染することがあります。
生息調査で分かった状況
薬剤散布は必要ない状況と判断
弊社の技術者が施設を調査すると、状況から見て、従来の薬剤散布処理を停止することによって害虫が増える可能性は低く、また、高齢の方が居住する介護施設で必要以上に薬剤を散布する方法は推奨できないと判断しました。
そこで、お客さまへは定期的にダニ、その他の害虫の発生状況を調査し、必要に応じて特定の箇所だけに薬剤を施す方法をご提案させていただきました。
駆除・予防処置と効果
調査重視、薬剤は必要最小限に
その後、定期調査では、人体に影響を及ぼす種のダニ(ヒゼンダニ、ツメダニなど)が発生していないことを継続に確認しており、薬剤を散布せずに済んでおります。
また、施設内の厨房や手洗い場などの害虫駆除、衛生管理も併せて実施させていただいております。
調査点検に注力した方法に切り替えたことで害虫対策の費用を抑えられたこと、そして、入居者様への薬剤の影響の可能性を軽減できたことでお客さまにもご満足いただくことができました。
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