お客さまの被害状況・困っていたこと
物流センター内の米や粉ものがネズミに食べられる被害が多発
全国規模で食品の物流事業を展開されている大手企業様からのご依頼でした。
物流センター内での米や粉ものがネズミに食べられる被害が立て続けに発生しており、完全な駆除を求められて弊社へお問合せいただきました。
生息調査で分かった状況
24時間開放状態の搬出入口からネズミが侵入
お問い合わせ後すぐに現地調査へ伺いました。センター内の様子をお客様へヒアリングすると、搬出入口のシャッターは24時間開放状態とのことでした。
おそらく搬出入口から侵入している可能性があるとみて、ネズミが侵入した後、どのように異動し、活動しているのかを特定するため、お客さまの許可をいただいて、粉末状の薬剤を使用し、ネズミの足跡をたどりました。
すると予想通り。搬出入口付近で足跡がつき、移動・活動経路を視覚的に特定することができました。
駆除・予防処置と効果
4つのクマネズミ対策で防除効果てきめん
物流センターの業務上、搬出入口のシャッターは解放せざるを得ませんので、以下の4つの手段を複数用いて、多角的にネズミ防除を行う手法をとりました。
- ■「粉末状の殺鼠剤」:移動・活動経路の特定、駆除効果
- ■「餌状の殺鼠剤」:駆除効果
- ■「粘着シート」:捕獲効果
- ■「防鼠ネット」:商品をネズミから保護する効果
お客さまのセンター内で商品被害を起こしていたネズミはクマネズミでした。非常に学習能力が高い種ですが、生息箇所を正確に特定することで殺鼠剤の効果もてきめん。ネズミの発生と商品被害をなくすことができました。
もともとお客さまとしては、「シャッターが常時解放状態なので、ネズミの被害がゼロにはならなくても仕方がない…。」というご認識があったそうですが、弊社にご依頼後、「本当に被害がなくなった!」とお喜びいただくことができました。
その後も、お客さまには、弊社にネズミ・害虫の防除を長年お任せいだいております。毎月生息調査を実施し、少しでも発生の傾向が見られたら、被害が発生する前にいち早く対策する保守管理を実施。安心して食品物流事業を運営いただける環境をご提供しています。
定期施工レポートとモニタリングレポートを即日ご提供
弊社では、定期施工時の生息調査結果と施工内容の詳細を記録した「定期施工レポート」を即日ご提出しております。こちらは、保健所による監査の際にも記録としてそのまま提示いただけます。HACCP対応を強化したいお客さまにも大変便利です。
また、害虫・ネズミの生息調査結果を時系列で記録した「モニタリングレポート」もご提出しており、「例年より飛翔昆虫が増えた」など、異変があった場合にはすぐさま気が付くことができる仕組みをご提供しています。
店舗、工場、物流倉庫・センター、ビルなどのネズミ・害虫防除はお気軽にお問い合わせください