お客さまの被害状況・困っていたこと
フンによる異物混入の心配や壁をかじられる被害にお困りでした
こちらの漬物工場では、作業場にネズミが侵入しており、フンが確認されていました。異物混入事故が発生する心配があり、実被害としては建物の壁がかじられる事態が発生しているなか、弊社にお問い合わせをいただいきました。
生息調査で分かった状況
ネズミの侵入箇所は長時間解放されている工場の出入口と特定
弊社の施工技術者が工場内をすみずみ調査したところ、工場の内部や天井裏にネズミがすみ着いている形跡はありませんでした。 そこで、従業員の方へ目撃情報などの聞き込みを行ったところ、搬入業者さんが工場に出入りする際、ドアを長時間開放している状況が判明しました。出入り口が長時間解放されていることにより、外部から工場内にネズミが侵入していることが考えられました。
さらに、ネズミによる被害状況やフン糞の発見箇所から、シャッターの隙間から侵入していることを特定しました。
駆除・予防処置と効果
ネズミの侵入箇所に粘着板を設置し翌月には被害が収束
初回の定期施工時に、生息調査のために殺鼠剤(さっそざい:駆除剤を含むエサ)を設置しました。殺鼠剤が食べられている状況を観測することで、ネズミの侵入状況を把握するためです。
また同時に、お客様にもご協力いただいて、作業場での業務終了後に侵入箇所に粘着板(捕獲用粘着シート)を設置していただきました。 翌日には、お客様からネズミが捕獲されたとのご連絡をいただき、その後工場内でネズミによる被害や目撃情報はなくなりました。
工場の内部ではネズミが繁殖していなかったため、一度の捕獲で被害が収束しました。 しかし、生息調査の結果、工場の外ではネズミの生息が確認されております。そこで、再度の侵入や工場内での繁殖を防ぐために、バックヤードと作業場の間にあったエアカーテンを撤去し、新たに扉を設置して戸締りを徹底してもらうと共に、定期的な観測と薬剤施工による保守管理を継続しております。
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